Windows10のエディションとライセンス形態を理解する

Windows10のエディションとライセンス形態を理解する

自宅や会社でWindows10を入手する(Windows10を搭載したPCを入手する)場合、エディションとライセンス形態について理解しておくことで、状況に応じた最適な選択ができます。

そこで、ここではWindows10のエディションとライセンス形態について解説します。

    Windows10のエディション

    Windows10には、大きく4つのエディションが用意されています。

    • Home(個人向け)
    • Pro(個人上級者、企業向け)
    • Enterprise(大企業向け)
    • Education(教育機関向け)

    個人や企業で一般的にWindows10を利用する場合、HomeかProを選択することがほとんどかと思いますので、以下ではHomeとProの違いについて解説します。

    HomeとProの違い

    HomeとProでは、機能面と価格面で違いがあります。

    基本的な機能はHomeもProも同じですが、以下の機能はProでは利用できますが、Homeでは利用できません。

    • BitLockerデバイスの暗号化
    • モバイルデバイスの管理
    • グループポリシー
    • Enterprise State RoamingとAzure Active Directory
    • ビジネス向けMicrosoft Store
    • 割り当てられたアクセス
    • 動的プロビジョニング
    • ビジネス向けWindows Update
    • キオスクモード
    • ドメイン参加
    • Azure Active Directoryドメイン参加とクラウドにホストされたアプリへのシングルサインオン
    • Internet Explorerのエンタープライズモード
    • リモートデスクトップ(サーバ)
    • クライアントHyper-V

    おもだったところでは、ドメイン参加やグループポリシーなどによる管理機能や、Hyper-Vの有無でしょうか。

    価格面では、一般的な量販店でのHomeとProの価格差は、およそ8,000円から9,000円ほどです。

    32bit版か64bit版か

    Windows10のHomeやProには、32bit版と64bit版が提供されています。

    通常であれば、64bit版で問題ありませんが、古いCPUや周辺機器を搭載しているマシンにWindows10をインストールしようと考えている場合は注意が必要です。

    エディション選択の最適解

    Pro以上にしか搭載されていない機能(ドメイン参加、Hyper-V、リモートデスクトップ接続(サーバー)など)を利用している、もしくは利用する予定の場合は、迷わずProを選択しましょう。

    Pro以上にしか搭載されていない機能を利用しない場合や、同様の機能をサードパーティのソフトウェアで代替するつもりなら、Homeでよいでしょう。

    また、企業で利用する場合は、Pro以上を選択することをおススメします。

    Windows10のライセンス形態

    Windows10を入手する(Windows10を搭載したPCを入手する)場合、入手方法によりライセンス形態が異なることがあり、次のようなライセンス形態があります。

    • パッケージ版
    • OEM版
    • DSP版
    • ボリュームライセンス版

    パッケージ版

    パッケージ版は、リテール版とも呼ばれ、家電量販店などで単体で購入できるWindows10のことを指します。

    パッケージ版のライセンスは、1台のPCにのみインストールでき、どのPCにインストールしてもOKというメリットがありますが、その分DSP版などと比べ割高です。

    たとえば、通販大手のアマゾンでは、以下のようなパッケージ版が販売されています。

    OEM版

    OEM(Original Equipment Manufacturer)版は、メーカー製のPCを購入した時に、プリインストールされているWindows10のことを指します。

    OEM版のライセンスは、購入したPCでのみ利用することができ、PCが故障したからといって別のPCにインストールして利用することはできません。

    DSP版

    DSP(Delivery Service Partner)版は、PCパーツなどとセット販売されているWindows10のことを指します。

    DSP版のライセンスは、セットで購入したPCパーツを組み込んだPC上でのみ利用でき、自作PCなどでよく利用されるライセンスです。

    たとえば、通販大手のアマゾンでは、以下のようなDSP版が販売されています。

    ボリュームライセンス版

    パッケージ版・OEM版・DSP版のライセンスは、いずれも1台のPCでのみ利用できますが、企業などのように、複数台のWindows10PCを利用する環境向けに「ボリュームライセンス」があります。

    ボリュームライセンスでは、あらかじめ利用する数量に応じたライセンスをまとめて購入することができ、1つのプロダクトキー(ライセンスキー)を複数台のWindows10で利用することができます。

    あとがき

    Windows10には、いろいろなエディションやライセンス形態がありますが、それぞれの特徴を理解しておけば、利用環境に応じた最適な購入方法の検討に役立つでしょう。

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