パソコンやスマートフォンなどの液晶画面からは、強いブルーライトが出ており、ブルーライトを長時間浴びていると「視力障害」や「睡眠障害」を引き起こす可能性がある、という話を聞いたことがある人も多いと思います。
こうした流れを受けてか、最近のAndroidデバイスやiPhoneでは、ブルーライトを軽減する機能が搭載されていますが、Windows 10にも同様の機能として「夜間モード」が搭載されています。
そこでここでは、Windows 10で「夜間モード」機能を利用して、画面表示を暖色系にしてブルーライトを軽減する方法を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 1909 |
夜間モードがオンのときの画面
はじめに、夜間モードを利用した時の画面をご覧ください。
ディスプレイの設定にもよりますが、夜間モードをオンにすると、画面全体がオレンジ色がかった暖かい色合いになり、実際に、夜間モードを利用してみると、目に優しい感じがします。

夜間モードがオフの時

夜間モードがオンの時(イメージ)
夜間モードを設定する
夜間モードを設定するには、デスクトップの何もないところを右クリックして、メニューから「ディスプレイ設定」を選択します。
「ディスプレイ」設定画面が開いたら「色」セクションに夜間モードに関する設定箇所があるので「夜間モードの設定」リンクをクリックします。
「夜間モードの設定」画面では、夜間モード時のディスプレイの色合いや、スケジュールに従い自動的に夜間モードをオン/オフする設定ができます。
まず「強さ」では、ディスプレイの色合いを設定でき、スライダーを右に移動するほどオレンジが強くなります。ここは、お好みで調節します。
次の「夜間モードのスケジュール」をオンに設定すると、設定したスケジュールに従い自動的に夜間モードをオンにできます。
スケジュールは「日没から朝まで」または「時間の設定」のいずれかを選択します。
「日没から朝まで」は、デバイスで位置情報サービスがオンになっており、アプリが位置情報サービスにアクセスできるよう設定されている場合に選択できます。
「時間の設定」を選択した場合は、夜間モードをオンにする時刻とオフにする時刻をそれぞれ指定します。
夜間モードのオン/オフを手動で切り替える
夜間モードは、スケジュールに従いオン/オフする以外にも、手動でオン/オフでき、その場合は「アクションセンター」から切り替えます。
アクションセンターから切り替えるときは、アクションセンター下部のクイックアクションに表示されている「夜間モード」をクリックします。
クリックすると夜間モードがオンになり、もう一度クリックするとオフになります。
あとがき
実際の効果は人それぞれかと思いますが、夜にパソコンを利用していて目がチカチカしたり、目が疲れやすい、寝る直前までパソコンを使っていてなかなか寝付けない、と感じているなら試してみる価値はあると思いますよ。