通勤や通学の時間に情報収集や学習、読書している方もいらっしゃると思いますが、混んだ車内などでスマホを見たり本を読むのはなかなか厳しいものです。
そんなときにおすすめなのが「聴く」情報収集・読書・学習です。
そこでここでは、Podcast(ポッドキャスト)やオーディオブックサービスとしてメジャーなAmazonのaudible(オーディブル)を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
Google ポッドキャスト | 1.0.0.266384425 |
Podcast(ポッドキャスト)とは
「Podcast(ポッドキャスト)」は、「iPod」と「broadcast」が組み合わさった造語で、おもに音声をインターネットに公開する手段のひとつです。
利用者はWebブラウザや視聴用アプリを使って、無料でさまざまな番組をラジオ感覚で視聴することができます。
視聴できる番組は、ニュース、歴史、コメディ、ドラマ、健康など幅広いジャンルで提供されており、世界中から番組から探すことができます。
また、視聴データをあらかじめダウンロードしておくこともできるので、スマホで利用するときなどは、Wi-Fi環境で視聴データをダウンロードしておけば、モバイルデータ通信量を心配することなく視聴できます。
Podcastアプリの使い方
Podcast用のアプリは、Androidデバイス向けで探すと、いくつもヒットしますが、ここでは、シンプルな操作性の「Googleポッドキャスト」アプリの使い方を紹介します。
Googleポッドキャストは、一般的なアプリと同じようにPlayストアからインストールできます。
Googleポッドキャストを起動すると、次のような画面が表示されるので、まず視聴したい番組を探します。
番組を探すときは、画面に表示されている新着や人気番組、ランキング、カテゴリなどから探したり、画面左上の虫眼鏡アイコンをクリックして、直接キーワード検索もできます。
視聴したい番組を見つけたら、番組情報ページを開いて、聞きたいエピソードの「再生」ボタンをタップすれば視聴できます。
あらかじめ視聴データをダウンロードしておきたいときは、聞きたいエピソードをタップして、再生ボタンの右にある「ダウンロード」ボタンをタップします。
ダウンロードしたエピソードは、チェックマークが付くので、分かりやすいですね。
気に入った番組は「定期購読」ボタンをタップして定期購読しておけば、新着エピソードが配信されたら、通知されるので便利です。
設定画面では、ダウンロードしたエピソードの保持期間を設定できるので、端末の容量が気になる方でも安心です。
以上が、基本的な使い方となります。
おすすめの番組
ここでは、いくつかおすすめの国内向けPodcast番組を紹介します。
- バイリンガルニュース - 世界で話題のニュースを、英語担当と日本語担当による独自のバイリンガル会話形式で意見を交わしていく番組で、英語学習に役立ちそうです。
- NHKラジオニュース - NHKが提供するニュース番組で、1日に複数回配信されているので、朝の通勤時に新聞の代わりに聞くと便利です。
- 週刊 日経トレンディ&クロストレンド - 日経トレンディと日経クロストレンドの編集部員が旬な話題やキーワードを解説する番組で、トピックが幅広く話題探しにおススメです。
上記以外にもネットを検索すれば、おすすめのPodcast番組を紹介したWebサイトがたくさんあるので、それらを参考にしてみるのも良いでしょう。
また、国内に限らなければ、Podcast番組は世界中で提供されているので、お気に入りの番組を自分で探してみるのも良いのではないでしょうか。
audible(オーディブル)とは
Amazonオーディオブック : Audible (オーディブル)|最初の1冊は無料|Audible.co.jp公式サイト
「audible(オーディブル)」は、通販大手のAmazon(アマゾン)が運営するオーディオブックサービスです。
コンテンツの総数は約40万点(日本語は約1万4千点)にのぼり、スマートフォンやタブレット・パソコンにアプリをインストールするだけで、ビジネス書・小説・洋書 ・落語・ライトノベルなど、これまで「読む」必要があった本を、声や音で楽しむことができます。
また、本を朗読するナレーターは著名な俳優や声優が担当することもあり、聞き心地も申し分なく、朝の通勤・通学から夜寝る時まで、いつでもどこでも本が楽しめるサービスとなっています。
audibleの利用方法
無料体験から始める
audibleには無料体験が用意されており、最初の一冊目を無料で購入できるので、まずは無料体験から始めるのがおススメです。
まずは、上のバナーをクリックすると、以下のような画面が表示されるので「最初の1冊は無料。今すぐ聴こう。」をクリックします。
開いたページを少し下にスクロールすると、サンプルが用意されているので、まずはどんな感じで朗読されるのか確かめてから、右上の「30日間の無料体験を試す」をクリックします。
次の画面で、アマゾンアカウントの入力を求められるので、すでにアマゾンアカウントを持っている場合は、そのアカウントでログインし、持っていない場合はアカウントを新規作成します。
アマゾンアカウントにログインすると、商品の確認画面が表示されるので「無料体験を試す」をクリックすることで無料体験を開始できます。
利用料金
無料体験では、最初の一冊が無料で、30日間の無料体験終了後は自動的に有料会員へと移行し、月額1,500円で毎月コイン1枚が付与され、コインを使って好きなタイトルを購入できます。
コインを使い切ったあとは、別のタイトルを非会員価格の30%OFFで購入でき、購入したタイトルが気に入らなければ返品・交換することも可能です。
なお、購入したタイトルは退会後でも聴くことができます。
アプリをインストールする
無料体験の手続きを完了したら、audibleを利用したいデバイス(iOS、Android、Windows 10)にアプリをインストールします。
iOSならApp Storeから、AndroidならPlayストアから、Windows 10ならMicroosft Storeからアプリを入手できます。
ここからは、Androidスマホにインストールしたアプリを例に紹介します。
アプリをインストールして、はじめて起動するとアマゾンアカウントでのログインを求められるので、無料体験の手続き時に利用したアカウントでログインします。
聴きたいタイトルを探す
ログインが完了したら、アプリのホーム画面や、左上のメニューボタンをタップして「コンテンツ」メニューにある「トップ」「カテゴリー」「ベストセラー」「新着」などから聴きたいタイトルを探します。
聴きたいタイトルが見つかったら、タイトルをタップすれば、タイトルの詳細画面が表示され、サンプルを聴いたり、タイトルの詳細やカスタマーレビューを確認したりできます。
タイトルを購入する
タイトルを購入するときは、タイトルの詳細画面を下にスクロールして、「1コインで購入」か会員価格のボタンをタップします。
ここでは、何冊かの本がセットになったお得な「Welcome Pack」をコインで購入してみます。
購入ボタンをタップすると、購入の確認画面が表示されるので、問題ない場合は「注文を確定する」をタップします。
以上で、タイトルの購入が完了しました。
購入したタイトルは自動的にアプリの「ライブラリ」メニューに登録されます。
購入したタイトルを聴く
ライブラリ画面で、購入したタイトルを初めてタップすると、自動的にダウンロードが開始され、ダウンロード中でも再生を開始できます。
なお、ダウンロード済みのタイトルは、オフラインで聴くことができます。
タイトルの再生画面では、巻き戻し・早送りだけでなく、再生速度の調節・目次ベースでのスキップ・スリープタイマー・ブックマークなどの機能が利用できます。
いずれの操作も直感的に操作できるので、迷うことはないでしょう。
audible station
audibleには、会員登録すると無料で聴くことができる「audible station」というサービスがあり、「ビジネスの要約本」「ニュース」「お笑い」「落語」「ヒーリング」など、さまざまなジャンルのオリジナルコンテンツを無料で聴くことができます。
audibleを使ってみた感想
無料体験の手続きからアプリのインストール、タイトルの購入・再生まで、一通り使ってみて、特に迷うところもなく、総じて利用しやすいと感じました。
その他のポイントは、次のとおりです。
- スマホアプリのバッテリー消費は多めです。
- タイトル数は、個人的には少ないとは感じませんが、無料体験後も利用する予定なら、あらかじめ自分が聴きたい本があるか確認しておいたほうが良いでしょう。
- 洋書のラインナップは、圧倒的に多いです。
- Amazon Echoなど、スマートスピーカーからの音声操作にも対応しています。
あとがき
朝の混んだ電車内などでは、スマホを見たり本を読むという行為はなかなか難しいでしょう。そのような時でもPodcastやaudibleを利用すれば、効率よく情報収集・読書・学習ができるのではないでしょうか。
お試しあれ。