スマートフォンで行動履歴を記録するならGoogleの「ロケーション履歴」

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スマートフォンで行動履歴を記録するならGoogleの「ロケーション履歴」

最近では、自分のライフログをスマートフォンで記録できるいろいろなアプリやサービスが提供されていますが、自分が訪れた場所(行動履歴)を記録するなら、Googleが提供する「ロケーション履歴」が便利です。

ロケーション履歴は、Android端末やiPhoneといったスマートフォンを持っているユーザーが、いつどこに訪れたのかや、移動ルートや移動手段をGoogleアカウントに自動的に記録する機能で、後でいつどこにどうやって行ったのか確認することがあるならとても便利な機能です。

そこでここでは、iPhoneを例にGoogleのロケーション履歴を使って行動履歴を記録する方法や、過去に訪れた場所を確認する方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

機種(ソフトウェア)バージョン
iPhone8iOS16.5

ロケーション履歴を有効化する

ロケーション履歴の有効化/無効化するときは、まずスマートフォンに「Google Map」アプリをインストールし、アプリを起動してGoogleアカウントでログインします。

Googleアカウントにログインしたら、アプリ画面右上のアカウントのアイコンをタップして、メニューから「設定」を選択します。

スマートフォンで行動履歴を記録するならGoogleの「ロケーション履歴」

設定画面で「個人的なコンテンツ」を選択し「位置情報サービス」と「ロケーション履歴の設定」の2つの設定を「オン」にします。

スマートフォンで行動履歴を記録するならGoogleの「ロケーション履歴」

以上で、Googleアカウントにロケーション履歴が記録されるようになります。

ロケーション履歴を確認する

記録されたロケーション履歴を確認するときは、パソコンならWebブラウザでGoogle Mapページから確認でき、スマートフォンならGoogle Mapアプリから確認できます。

スマホから確認したいときは、Google Mapアプリの「保存済み」メニューで「タイムライン」を選択します。

スマートフォンで行動履歴を記録するならGoogleの「ロケーション履歴」 スマートフォンで行動履歴を記録するならGoogleの「ロケーション履歴」

タイムライン画面では、いつどこへ行ったか、どのようなルートで移動したかなどを確認することができます。

スマートフォンで行動履歴を記録するならGoogleの「ロケーション履歴」

ロケーション履歴を削除する

記録されているロケーション履歴を削除するときは、スマートフォンからならGoogle Mapアプリの「保存済み」メニューで「タイムライン」を選択して、削除したい履歴を表示させてから、画面右上のメニューで「1日分をすべて削除」をタップすることで、 その日の履歴だけを削除できます。

スマートフォンで行動履歴を記録するならGoogleの「ロケーション履歴」

特定期間のロケーション履歴を削除したいときや、すべてのロケーション履歴を削除したいときは、Google Mapアプリの「設定」から「個人的なコンテンツ」をタップして「指定期間のロケーション履歴の削除」もしくは「ロケーション履歴をすべて削除」をタップします。

スマートフォンで行動履歴を記録するならGoogleの「ロケーション履歴」

また、同じ画面の「ロケーション履歴の自動削除」からは、ロケーション履歴の保存期間を3か月、18か月、36か月から指定でき、保存期間を過ぎた履歴を自動削除するよう設定することもできます。

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あとがき

普段からいろいろな場所へ移動することが多いなら、Googleのロケーション履歴で行動履歴を記録するようにしておけば、後で「あの日、どこに行ったっけ?どういう経路で行ったっけ?」といったときに簡単に確認できて便利ですよ。