Chromeブラウザで保存したパスワードの漏えいや使いまわしをチェックする方法

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Chromeブラウザで保存したパスワードの漏えいや使いまわしをチェックする方法

PCやスマートフォン版のGoogle Chrome(以下、Chromeブラウザ)では、Googleアカウントとの同期設定を有効化しておけば、Webサイト上で入力したユーザー名やパスワードを保存して、次回以降は自動的にユーザー名やパスワードを入力できて便利ですが、現在ではパスワードを保存するだけでなく、保存しているパスワードの安全性(パスワードが漏えいしていないか、使いまわしているパスワードないか、パスワード文字列が十分に複雑か)をチェックすることもできます。

そこでここでは、Googleアカウントの「パスワードチェックアップ」機能を利用して、Googleアカウントに保存しているパスワードが漏えいしていないか、使いまわしているパスワードないか、パスワード文字列が十分に複雑かをチェックする方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Google Chrome79.0.3945.88

ここでは、デスクトップ版Chromeブラウザでの手順を紹介していますが、スマートフォン版のChromeでも、おおむね同じ手順となります。

保存したパスワードの安全性をチェックする

保存したパスワードの安全性をチェックするときは、Googleアカウントの「パスワードマネージャー」ページを開きます。

Chromeブラウザの設定画面から開く場合は、設定画面のメニューから「自動入力」>「パスワード」を開き「Googleアカウントでの保存パスワードの表示と管理」をクリックします。

Chromeブラウザで保存したパスワードの漏えいや使いまわしをチェックする方法

Googleアカウントページから開く場合は、Googleアカウントページ「https://myaccount.google.com/」から「セキュリティ」ページを開き「他のサイトへのログイン」セクションにある「パスワードマネージャー」をクリックします。

Chromeブラウザで保存したパスワードの漏えいや使いまわしをチェックする方法

また、パスワードマネージャーのページを直接開くこともできます。

https://passwords.google.com/

「パスワードマネージャー」ページを開いたら「パスワードチェックアップ」にある「パスワードを確認」をクリックします。

Chromeブラウザで保存したパスワードの漏えいや使いまわしをチェックする方法

次の画面では、パスワードチェックアップの内容が表示されているので、確認して「パスワードを確認」をクリックします。

Chromeブラウザで保存したパスワードの漏えいや使いまわしをチェックする方法

本人確認のため、Googleアカウントのパスワード入力画面が表示されるので、パスワードを入力して「次へ」をクリックします。

Chromeブラウザで保存したパスワードの漏えいや使いまわしをチェックする方法

以上で、Googleアカウントに保存されているパスワードについて、パスワードが漏えいしていないか、使いまわしているパスワードがないか、パスワード文字列が十分に複雑かがチェックされ、結果が表示されます。

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なお、問題のあるパスワードについては「パスワードを変更」をクリックすることで、対象のWebサイトを開いてパスワードを再設定することも可能です。

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あとがき

Googleアカウントにパスワードを保存しているなら、定期的にチェックしておけば安全性を高めることができますね。

なお、Chromeバージョン79からは、ブラウザの標準機能としても、入力したパスワードが漏えいしていないかをチェックする機能が搭載されています。

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