文書ファイルをPDFとして保存(変換)するならLibreOfficeも便利ですよ。

ビジネス文書のフォーマットで「PDF」はもはや定番といえます。

オープンソースの統合オフィスソフトとして有名な「LibreOffice」でも、PDFエクスポート機能を搭載しており、パスワードによるセキュリティなど、さまざまなオプション設定を利用することができます。

そこで、ここでは「LibreOffice」で文書ファイルをPDFファイルとして保存(エクスポート)する方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア バージョン
Windows10 Pro 64bit 1903
LibreOffice 6.3.1.2

LibreOfficeでPDFエクスポート機能を利用する

基本的な手順はいたってカンタンで、LibreOfficeで文書ファイルを開き「⁠ファイル」メニューの「次の形式でエクスポート」⁠から「⁠PDFとしてエクスポート」「PDFとして直接エクスポート」をクリックします。

LibreOfficeで開けるファイルであれば、PDFにエクスポートできるので、ODF形式(オープンドキュメント・フォーマット)以外にも、Microsoft Office形式のファイルなどでもOKです。

「PDFとして直接エクスポート」をクリックすれば、すぐにPDFファイルとしてエクスポートできます。

「⁠PDFとしてエクスポート」をクリックすれば、以下のような「PDFオプション」画面が表示され、各種の設定を行った上でエクスポートできます。

PDFオプションについて

「PDFオプション」画面で設定できる各種の設定は、以下のとおりです。

全般

「全般」タブでは、印刷範囲・画像の圧縮・透かしや、ハイブリッドPDF・PDF/Aなどの設定が可能です。

初期表示

「初期表示」タブでは、エクスポートしたPDFをPDFリーダーで開いたときに、どのような状態で表示するかを設定できます。

たとえば、ブックマーク(目次あるいはしおり)を表示させたい場合は、ナビゲーションパネルで「ブックマークとページ」を選択したりできます。

ユーザーインタフェース

「ユーザーインタフェース」タブでは、エクスポートしたPDFをPDFリーダーで開いたときに、PDFリーダーをどのような状態にして表示するかを設定できます。

なお、PDFリーダーによっては、ここで設定した内容無視されてしまいます。

リンク

「リンク」タブでは、PDFファイル内のリンクの扱いを設定できます。

セキュリティ

「セキュリティ」タブでは、PDFにパスワードを設定できます。

パスワードには、⁠文書を開くパスワードと権限のパスワードがあり、PDFファイルの閲覧を制限したい場合は、文書を開くパスワードを設定し、開いたPDFファイルでできることを制限したい場合は権限パスワードを設定します。

なお、PDFリーダーによっては、PDFファイルにパスワードを設定しても無視されて、普通に開いて印刷できたりするので、注意が必要です。

デジタル署名

「デジタル署名」タブでは、PDFにデジタル署名を設定でき、データの送信者やデータが改ざんされていないことを証明することができます。

なお、証明書によっては設定できな場合もあるようなので、注意が必要です。

あとがき

Microsoft Officeでも、特別なツールを導入しなくても、標準機能だけでPDF保存できるようになっていますが、きめ細かな設定はできない場合が多いです。

それに比べ、LibreOfficeでは、ここで紹介したように詳細な設定が可能となっています。

PDFの出力設定を細かく設定したい場合に活躍してくれそうです。

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