最近では、パソコンとスマートフォンでデータを共有することも多くなりましたが、パソコンはWindows 10、スマートフォンはAndroidなら、MicrosoftがAndroid向けに提供しているホームアプリ「Microsoft Launcher」を試してみてはどうでしょう。
「Microsoft Launcher」は、Windows 10との連携に優れたAndroid向けのホームアプリで、PCとスマホで同じMicrosoftアカウントでサインインしておくことで、さまざまな情報を共有することができます。
- Windows 10の「タイムライン」
- 付箋アプリ「Microsoft Sticky Notes」
- Windows 10で作成したOfficeドキュメン
そこでここでは、Android向けホームアプリ「Microsoft Launcher」の特徴や使用感を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Android | 8.1.0 |
Microsoft Launcher | 5.8 |
「Microsoft Launcher」とは
「Microsoft Launcher」は、MicrosoftがAndroid向けに提供している無償のホームアプリです。
「Microsoft Launcher」では、Bingで提供されている美しい壁紙やテーマの色、アイコンパックなどを使用して、デバイスを自分好みにカスタマイズでき、ホームアプリとしてもとても便利ですが、オススメしたいポイントは「Windows 10との連携」です。
「Microsoft Launcher」では、Windows 10と同じMicrosoftアカウントでサインインしておくことで、Windows 10の「タイムライン」や付箋アプリ「Microsoft Sticky Notes」と同期したり、Windows 10で作成したOfficeドキュメントをスマホで編集するといったこともできます。
Windows 10とAndroidスマホをメインで利用しているなら、使わない手はないアプリです。
「Microsoft Launcher」の使用感
ホーム画面
Microsoft Launcherのデフォルトのホーム画面は以下のような感じで、壁紙には「Bing」で提供されている美しい壁紙を設定することができます。
また、壁紙としてBing壁紙を利用している場合、ホーム画面上にある「壁紙」アイコンをタップすれば、壁紙を違う画像に変えることができます。
カスタマイズ性
Microsoft Launcherの設定項目は多岐に渡り、アイコンやフォントのサイズ調整やジェスチャー設定をはじめとした、さまざまなカスタマイズが可能です。


フィード
ホーム画面を左にスワイプすると、以下のようなフィード画面が表示され、カレンダー・タスク・付箋などを確認したり、ニュースを閲覧したり、タイムラインの表示ができます。


PCで作成したOfficeドキュメントをOneDriveに保存しておけば、タイムラインに表示されている履歴をタップすることで、スマホで編集の続きを行うといった使い方もできます。
スマホでOfficeドキュメントを編集するには、スマホ用の編集アプリ(Word、Excel、PowerPoint)を事前にインストールしておく必要があります。
なお、フィードに表示する項目は、以下のようにカスタマイズが可能です。


あとがき
「Microsoft Launcher」が公開された当初は、できることも少なく使い勝手もイマイチで物足りないと感じていましたが、バージョンアップを重ねてかなり便利になっています。
また、次期バージョンでは、さらなる機能の拡張も予定されているようなので、今後も目が離せないアプリとなりそうです。