Android端末では、ホーム画面(待受画面)のカスタマイズを、ホームアプリやランチャーアプリと呼ばれるアプリによって行っています。
Android端末のホーム画面とは、端末の電源を入れ、ロック画面を解除すると最初に出てくる画面のことです。どんな画面が表示されるかは、お持ちの機種によりさまざまですが、多くの場合、時計やアプリのショートカットアイコンが並んでいます。
このホームアプリは、一般的なアプリと同じように複数インストールすることができ、別のホームアプリに切り替えることができますが、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、Android端末でホームアプリの切り替え方や、おすすめのホームアプリとして「Microsoft Launcher」を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のバージョンなどでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Android | 8.1.0 |
ホームアプリを切り替える
ホームアプリを切り替えるときの手順は、次のとおりです。
まず、Androidの「設定」を開き、メニューから「アプリと通知」をタップします。
「アプリと通知」画面が開いたら、一番下にある「詳細設定」をタップして展開し「デフォルトアプリ」をタップします。
「デフォルトアプリ」画面が開いたら、一覧から「ホームアプリ」をタップします。
「ホームアプリ」画面には、端末にインストールされているホームアプリが表示されているので、使いたいホームアプリを選択します。
以上で、ホームアプリの切り替え完了です。
おすすめのホームアプリ
ここでは、Android端末向けのおすすめのホームアプリを紹介します。
Microsoft Launcher
「Microsoft Launcher」は、MicrosoftがAndroid向けに提供している無償のホームアプリです。
「Microsoft Launcher」では、Bingで提供されている美しい壁紙やテーマの色、アイコンパックなどを使用して、デバイスを自分好みにカスタマイズでき、ホームアプリとしてもとても便利ですが、オススメしたいポイントは「Windows 10との連携」です。
「Microsoft Launcher」では、Windows 10と同じMicrosoftアカウントでサインインしておくことで、Windows 10の「タイムライン」や付箋アプリ「Microsoft Sticky Notes」と同期したり、Windows 10で作成したOfficeドキュメントをスマホで編集するといったこともできます。
ホーム画面
Microsoft Launcherのデフォルトのホーム画面は以下のような感じで、壁紙には「Bing」で提供されている美しい壁紙を設定することができます。
また、壁紙としてBing壁紙を利用している場合、ホーム画面上にある「壁紙」アイコンをタップすれば、壁紙を違う画像に変えることができます。
カスタマイズ性
Microsoft Launcherの設定項目は多岐に渡り、アイコンやフォントのサイズ調整やジェスチャー設定をはじめとした、さまざまなカスタマイズが可能です。


フィード
ホーム画面を左にスワイプすると、以下のようなフィード画面が表示され、カレンダー・タスク・付箋などを確認したり、ニュースを閲覧したり、タイムラインの表示ができます。


PCで作成したOfficeドキュメントをOneDriveに保存しておけば、タイムラインに表示されている履歴をタップすることで、スマホで編集の続きを行うといった使い方もできます。
スマホでOfficeドキュメントを編集するには、スマホ用の編集アプリ(Word、Excel、PowerPoint)を事前にインストールしておく必要があります。
なお、フィードに表示する項目は、以下のようにカスタマイズが可能です。


あとがき
同じスマホを長く利用していると、見た目やデザインに飽きがきます。そんなときに気分一新する意味でホームアプリを変えてみるのもありではないでしょうか。