「Google Chrome」などのブラウザでGoogle検索を利用して検索するとき、通常の方法では検索結果には日本語のサイトが優先して表示されますが、英語圏のサイトに絞った情報を検索したいときがあります。
そこで、ここではGoogle検索で英語圏のサイトに絞った情報を検索する2つの方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 1903 |
Google Chrome | 76.0.3809.100 |
URLにパラーメーターを指定する方法
もっとも簡単な方法は、Google検索のページに言語や地域を表すパラーメーターを指定してアクセスすることで、英語圏のサイトに絞った検索ができるようになります。
たとえば、以下の例では地域を米国(gl=us)に、言語を英語(he=en)に指定してアクセスしています。
https://www.google.com/webhp?gl=us&hl=en
上のURLでGoogle検索のページにアクセスして検索すると、以下のように英語に絞った情報が検索できます。

「https://www.google.com/webhp?gl=us&hl=en」での検索結果
Google検索の設定を変更する
もう一つは、Google検索の設定を変更する方法です。
上のGoogle検索のURLにパラメーターを指定してアクセスする方法では、Google検索のページに毎回アクセスする必要がありますが、Google検索の設定を変更しておけば、ChromeやFirefoxのアドレスバー(オムニボックス)にキーワードを入力した検索でも英語圏のサイトに絞った検索ができます。
英語圏のサイトを検索する頻度が高いなら、こちらの方法がおススメです。

アドレスバー(オムニボックス)にキーワードを入力して検索
Google検索の設定を変更するには、まず任意のキーワードで検索結果画面を表示させ、上部にあるメニューから「設定」>「言語(Languages)」を順にクリックします。
「Googleサービスで使用する言語」の選択画面が表示されるので「English」選択して、右下の「保存」をクリックします。
以上で、ChromeやFirefoxのアドレスバー(オムニボックス)からでも英語圏のサイトに絞った検索が可能となります。
あとがき
Google検索の設定を変更する方法では、日本語のサイトを検索する時に設定を戻す必要があり、不便な場合もあるでしょう。
Chromeを利用しているなら、以下の記事を参考に英語圏のサイトを検索するためのGoogleアカウントを用意してChromeに設定することで、英語圏のサイトを検索するため専用のChromeを起動できますよ。
